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New Market Creation - 市場創造

株主優待と米国株がメインの投資家のブログです。株初心者の方にもに分かりやすく興味を持ってもらえるブログを目指しています。

投資で役立つ簡単なバランスシートの見方

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ども、ランダムぽてとです。

株を買う時には株価や配当利回り、割安なのか割高なのかといった色んな数字を見ると思います。本当は会社の財務まで考えて買いたいけどよくわからない・・・という方へ、今日は簡単なバランスシートの見方と、注目するポイントについてざっくり書きます。

バランスシートは難しくない

貸借対照表のことをバランスシートと呼びます。
これは企業の財政状態を知るのに使います。細かい事を書き始めると長くなるので、簡単な絵で説明していこうと思います。

 

バランスシートに書かれている事はこれだけ

  1. 会社を経営するために、どこからお金を調達してきてきたのか
  2. そのお金がどう形を変えているか

です。

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バランスシートの右側がお金の調達元です。人から借りたのか、それとも自分のお金なのかということです。純資産は株式発行で集めたお金や会社が生み出した過去の利益が積み上がったものです。

会社はこれをバランスシートの左側の資産で運用して利益を上げようとします。

左右の金額が同じになるので、バランスシートと呼ばれています。

 

バランスシートのイメージ

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バランスシートの右側

流動負債や固定負債は他人資本で、いつか返さなくてはいけないお金です。つまり借金です。純資産は、株式発行などで集めたお金などで、返さなくてもいいお金です。損益計算書に記載される最終的な利益も、ここに追加されていきます。

 

バランスシートの左側

企業はお金を集めてきて、設備投資に使ったりして利益を生み出そうとします。左側が集めたお金が何に変わっているかを示しており、流動資産(現金含む)と固定資産に分かれます。

流動資産はすぐに受取手形や有価証券などの現金に変えられる資産。
固定資産は土地や建物など、すぐに現金に変えられない資産です。

 

バランスシートの安全性のイメージ

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右側の流動負債は短期で返済する必要があり、安全性という意味では上側が安全性が低く、下側の固定負債は返済期間が長いため、安全が高いと覚えておけばいいでしょう。負債が多ければ多いほど不測の事態が起きた時の会社存続のリスクが高いというイメージです。

 

逆に左側には現金や建物等の資産がきますが、受取手形や有価証券などの流動資産はすぐに現金化できるのに対して、固定資産は機械や土地、建物といったすぐに現金化することが難しい資産になります。資金繰りに困った時にすぐ現金化できる流動資産があるほど、不測の事態への対応が容易になります。

 

バランスシートのどこに注目するか

バランスシートでは、左側と右側のバランスをざっと見る事で、会社がどんな状況にあるかざっくりと掴むことができます。ざっくりでいいです。 

私がバランスシートを見て投資したくないなーと思う企業の例を挙げてみます。

 

1.債務超過

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左側に純資産が来ている。債務超過という状態です。普通は純資産は右側にきます。

基本的には投資したらダメな企業です。(例外としてフィリップモリス(PM)、マクドナルド(MCD)など)


例外としているのは、これらの企業は株主還元のし過ぎで自己資本がマイナスとなってしまっているからです。強いキャッシュフローがあるからできることで、一般的な会社では難しいです。

 

2 自転車操業の企業

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私はマグロと呼んでいます。泳ぎ続けてないと死ぬから。

短期で返済しないといけないお金が短期で返済可能なお金を大きく上回っています。
資金繰りが厳しい印象を受けます。こういう自転車操業の企業は投資しづらいです。

 

3.投資しようか迷う企業

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流動負債よりは流動資産の方が大きいものの、流動負債と固定負債を足した負債合計が流動資産を超えています。よくある企業のバランスシートだと思うのですが、長期投資ならもう少し安全圏を狙いたいところです。

ただ良い企業も沢山あり、成長途中ではこんな感じなので、悪くないバランスシートかと思います。

 

4.投資したい企業

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流動資産の合計が負債合計を上回っています。
さらに細かく見ると、流動資産の中の現金比率に注目しますが、今回は割愛します。堅調に成長している企業に見られるバランスシートかと思います。

 

ちなみに米国株のGoogle(GOOG)のバランスシートです(2016)。こんなかんじの企業は儲かっている企業です。お金持ち経営のバランスシートです。こういう企業は稀です。

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バランスシートを見る際の注意点

バランスシートですが、ある特定の時期だけを見ても投資判断の材料には欠けます。

バランスシートは時系列で見ることによって、お金持ち経営から徐々に経営難に向かっているのか、それとも、経営難から徐々に儲かるようにり、お金持ち経営体質になっていっているのかがわかるからです。

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以上、バランスシートの簡単な見方でした。

4コマ漫画書きました。


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GW暇なんだが・・・・やば。
畑でも耕すか。

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