ども、ランダムぽてとです。
今日も投資の話なのですが、タイトルの米国預託証券(ADR)とは何なのか?というところから今日はスタートし、その注意点について分った事を報告致します!
ビジネスモデル思い浮かばねぇーから投資の話しかできねー
米国預託証券とは
例として、私が米国以外の国の株式、例えば情熱の国スペインや原油安で暴落しているロシアの株式が欲しい!と思っても、現地規制のため直接買うことが出来ないといった問題があります。
そこで登場するのが米国預託証券(ADR:American Depositary Receipt)という仕組みです。
簡単に説明しますと
- アメリカのA銀行がスペインで上場しているS社の株式を買う。
- A銀行は買った株式をスペイン現地の銀行に預ける。
- A銀行は現地で預けたS社の株式の所有権を持っているので、それを裏付けとした預り証を発行する。
- A銀行は米国証券取引所にてS社の預り証を上場し、取引スタート。
といった仕組みです。なので厳密にはADRは預り証券であり、株式とは異なるということです。
米国預託証券(ADR)に関する注意点
私は外国株式の取引にはマネックス証券を利用しています。
- 取引手数料が安い
- 外国株の特定口座に対応している(面倒な確定申告は会社がやってくれる)
という点で気に入っているからです。
ただし、ADR購入の際には注意が必要です。
公式HPにこのような注意書きがあるんですよね。
議決権はいいとして、
という2点が詳しく書いていない。気になったので問い合わせをしてみた。
1の管理費用についての回答
直近の例でございますと1株当たり2¢(0.02ドル)となっております。
しかしながら、固定された金額ではないため、今後変わる可能性もあり、また銘柄によって異なる場合もございますのでご留意ください。
1株ごとに管理手数料を払わないといけないようだ。現在は1株ごとに約2円ほどになる計算だ。
配当がそこそこあれば管理手数料もまぁいいか・・となるが、株式配当が無配となってしまった場合には手数料だけマイナスしていくという困った事になる (´Д`)
2の上場廃止の際の株式の取り扱いについての回答
企業によって、なぜ上場廃止をするのか、また、上場廃止後にどのように手続きがされるのか等により上場廃止後の取扱いが異なりますので、具体的に回答致しかねる点につきまして何卒ご了承ください。
ふむ。上場廃止にもいくつかパターンがありますが、取引停止で現金化出来ない場合どうしたもんかね・・・。
これはその時になってみないとわからないという事もある。
まとめ
米国預託証券(ADR)は米国以外の企業にも投資できて非常に素晴らしい仕組みだと思うが、このような注意点もあるため、注意して投資することが大切!
ADR比率をあまり高めない方が良いかもしれないと感じた。
今回はマネックス証券について調べたが、他のADRを扱っている証券会社についても機会があれば調べてみたい。
それでは、よいお年を。(゚∀゚)
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