日本には素晴らしい企業がありますが、国内を飛び出し、世界に目を向けるともっと巨大なマーケットが広がっていることに驚かされます。
投資は常にリスクと向き合わなければいけません。政治、地学的なリスクも考え、世界分散投資を行っていきたいと考えていますので、世界に分散投資出来るETFはとても重宝します。今回は世界の電気通信業に幅広く投資可能な「IXP iシェアーズ グローバル電気通信 ETF」の紹介です。
IXP iシェアーズ グローバル電気通信 ETF
世界の電気通信業をまとめたETFに投資する商品。運用はブラックロック社が行っています。
保有銘柄の上位10銘柄と比率は2015/7/4日現在このような感じになっています。
(iシェアーズ グローバル電気通信 ETF公式HPより引用)
分散投資といっても上位2位が米国大手の通信業に投資して割合が約30%ありますね。
ボーダフォン(英国)、チャイナ・モバイル(中国)と続きまして・・・・
お、ありましたよ!日本のソフトバンクとNTTもそれぞれ約4%程組み込まれていますね。ソフトバンクの方が保有比率が高いんですね。
個別にソフトバンクやNTTに投資しようとするとかなりの投資金額が必要になってしまう事と、1銘柄にドーンと投資していてそこが運悪くポシャった場合には投資金が全てパーですので、こういう分散投資も組み入れていくとより強いポートフォリオが構築出来ると考えています。
(iシェアーズ グローバル電気通信 ETF公式HPより引用)
国別の保有比率を見ると、世界全体に・・・とはいきませんが、主要な国の電気通信業に分散投資しています。やはり経済大国である米国が割合が多いのは仕方ないでしょう。
激戦を繰り広げている通信業に投資するするにあたり、どの企業が将来生き残っているか?なんて答えに絶対は無いですので、私は通信業への投資は市場平均が取れれば良いと考え、ETFを利用しています。このETFは信託報酬が年間0.48%かかってしまいますが、どうしてもそれが嫌な人は自分で個別銘柄に投資するしかないですね。
iシェアーズ グローバル電気通信 ETFからの分配金
このETFは年2回7月と12月あたりに分配金をくれるのですが、今回は1口当たり1.06$の分配金を頂きました。
(グーグルファイナンスより引用)
株価の方は60$前後でフラフラしている感じですかね。10年間で見るとそこまで上昇していないので、なんとなく買いやすい印象を受けます。
配当利回りは約3.4%程あり(2015/7/4現在)、更に世界分散投資も出来て3%台の分配金も頂けてしまうので、お気に入りのETFです。
個別株にすれば経費は必要ありませんが、私は大きく資金を投入し、且つ分散投資するならETFはオススメだと思います。
あ、投資はあくまでも自己責任でね!責任は持ちませんよ~。
関連記事
(自分が使用しているマネックス証券での外国株の買い方について書いています。
外国株に挑戦してみたい方は是非)