グーグルをつくった男たちが「10年後」を教えてくれる

グーグルをつくった男たちが「10年後」を教えてくれるという本を読みました。

グーグルはラリー・ペイジと、セルゲイ・ブリンという2人の創業者から始まりました。本書は、その2人の名言1つに対して、それに付随したコラムが載っています。

グーグルの理念

名言はおよそ100個位載っており、コラムもそれに対応して長い物から短い物まで、100個程ありました。

私がグーグルを素晴らしい企業と感じているのは、グーグルは売上第一主義のような企業ではなく、如何に多くの人を幸せに、またその人の生活をより便利にと願う「ユーザー第一主義」の企業だからです。

言わば、このブログと目指すものは同じである。

「google　理念」で検索すると、Googleが掲げる10の事実というサイトが一番上に表示されます。

Google が掲げる 10 の事実 – 会社情報 – Google

Googleの理念が書かれているのですが、上から6つ目の「悪事を働かなくてもお金は稼げる」という理念が個人的に気に入りました。

グーグルはお金を積めば検索を上位に持ってきたりとか、そういう事はしません。
ユーザーが求める真に価値あるサイトが検索の上位に表示されるような検索エンジンになっています。

また、ユーザーに広告と普通のサイトの見分けが付くように検索結果を表示し、広告はアドワーズ広告として、はっきりとユーザーに広告と分かるように表示されます。
ユーザーも広告とわかった上でクリックするため、より効果的な広告になるわけですね。そうしたユーザー第一主義を創業当初から貫き、ブレること無く活動をしてきた結果、今のグーグルがあります。