こんにちわ。ランダムぽてとです。
最近はIBMの人工知能ワトソンについてブログの記事を書くことが多かったのですが、人工知能の開発をしている企業はIBMに限ったことではなくて、米国ではグーグルやフェイスブック、マイクロソフトなどの大手が人工知能開発に積極的です。
日本だと日立製作所やKADOKAWAと経営統合したドワンゴなどがやっていたりしますね。人工知能は非常に夢のある技術なのですが、心配されている事があります。
それは「シンギュラリティの到来」です。このまま技術が発展し続けると、2045年頃に人工知能が人間の知恵を超えてしまうのではないかという問題です。2045年問題と呼ばれています。今日はそんな人工知能を題材とした私のオススメの映画やアニメ、本を紹介したいと思います。
人工知能を題材としたオススメの映画
チャッピー
CHAPPIE/チャッピー アンレイテッド・バージョン [Blu-ray]
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ロボット警官製造会社の研究員がある日偶然にも人工知能を開発します。会社はロボットにインストールするのを反対するのですが、研究員は興味本位から会社には黙ってロボットに人工知能をインストールしてしまいます。しかしその時、運悪くお金に困っているギャングにロボットを奪われてしまいます。
ロボットの知能はまだ赤ちゃんの状態。ギャング達は自分を親だと教え、ロボットにチャッピーという名前を与えます。チャッピーは彼らとの共同生活でどんどん成長し、彼らの悪事を手助けするようになるのですが・・・・・
おっと、あまり書いてはいけませんね。クスっとくる面白い映画でした。
アイ、ロボット
未来では日常にロボットが居ることが当たり前となっています。
ところがある日、ロボットの生みの親である博士が不可解な死をとげます。しかし博士は死ぬ前に他のロボットには備わっていない能力を持ったロボット「サニー」を制作していたのでした。
そして突如、人間には危害を加えないと思っていたロボットの反乱が起きます。博士がサニーだけに与えた他のロボットには無い能力とは一体なんなのか。
人工知能を題材としたオススメのアニメ
攻殻機動隊
EMOTION the Best 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man [DVD]
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人工知能でオススメのアニメといったらこれでしょう。
電脳技術やサイボーグが技術が発達し、多くの人が自分の脳に素子を埋め込み、脳から直接インターネットにアクセスすることが可能になりました。そんな時代にも今と変わらずテロや暗殺などの犯罪が起こります。それらと戦うために「公安9課」と呼ばれる特殊な組織が警察に作られました。
独特な世界観と凝ったストーリー、登場するロボットのタチコマの可愛さなどが魅力です。
人工知能を題材としたオススメの本
人工知能は人間を超えるか(松尾豊)
著者は東京大学大学院の准教授、松尾豊氏。この方は日本トップクラスの人工知能研究者です。本書でも書かれていますが、人工知能はブームと冬の時代を繰り返して現在に至っています。新たな技術・考え方が登場し、その度に人は熱狂しますが、その技術で人工知能が出来る事の限界を知るとブームは去り、冬の時代がくるという事を繰り返してきました。
しかし、最近になってまた人工知能は盛り上がりをみせています。
そう、人工知能にグーグルやフェイスブックなどの大手が莫大な資金を投資しているのには訳があるのです。
というのは、「ディープラーニング」という新たな機械学習の方法が登場し、今まで人工知能が抱えていた問題に対する突破口となるのではないかと期待されているからなのです。今までの手法で出来なかった事を何故ディープラーニングなら可能にしてくれる可能性があるのかという事が分かりやすく書かれていました。
最後の方では今後の人工知能は何が出来て何が難しいのか。そして将来、人工知能が人間に取って代わる仕事とは?など、気になる点にも触れていてボリュームある内容でした。
まだ読んでいないけれど、気になっている本
Google vs トヨタ「自動運転車は始まりにすぎない」(泉田良輔)
Google vs トヨタ 「自動運転車」は始まりにすぎない (角川EPUB選書)
- 作者: 泉田良輔
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/中経出版
- 発売日: 2014/12/10
- メディア: 単行本
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先を読む頭脳(羽生善治、松原仁、伊藤毅志)
うーん。
将来は人工知能が仕事の多くをやってくれて、人間は知恵を絞る仕事に従事する事になるかもしれませんね。