みなさま、こんばんわ。ランダムぽてとです。
最近、為替が大きく動いた事もあり、今日はビジネスモデルや新製品の紹介はやめて、投資について私が思っていることを書こうと思います。
※注意:あくまで私が勝手に思っていることなので、投資等は自己責任で行ってください。私は一切責任を負いません。
10月29日に【絶好の買い場とは】の記事を書いてから2日後の31日に、追加の金融緩和の決定があったようです。後出しで記事は書いていません。
私は31日たまたま旅行に行っていたので後で知ったのですが、、ラジオで「日経平均が755円上昇した!」などと放送していて、アホかこいつ、75円のミスか?とか思ったのですが、爆上げだったようですね。アホは私でした。
さて、29日に書いた記事【絶好の買い場とは】中の私のポートフォリオを見た人なら気づいた人がいるかもしれませんが、私は円建資産を減らして、外貨建て資産の割合を高めています。これには重要なわけがあります。
このような考えに変わり、ポートフォリオを再構築したのは、ちょうどアベノミクスが始まる直前あたりでした。
まずは、このグラフを見て下さい。
おなじみのドル円チャートです。
2006-09-01~2014-10月末 ドル円チャート |
グラフ中に、見事に赤い抵抗線をブレイクしているポイントがあるのがわかります。
このチャートを見た瞬間に何を思うかが、重要です。
せっかちな人ほど、チャートを日足や週足で見て判断し、日銭を稼ぐ事に時間を費やします。
正直時間の無駄だと思います。勝敗が五分五分くらいだと感じるからです。
そういう投資方法も、得意な方はやるといいと思います。ただ、私は苦手です。
疲れませんか?
日々の値動きを追わなくても、大きく勝てる時というものが存在します。
それは、月足に現れます。
月足でチャートを見るということは、物事の大局を見ることです。
上のグラフのブレイクポイントを見たら、「日本を苦しめていた円高は終わりを告げた」と本能的に感じ取らなければいけません。
もともと、円は消去法でリスク回避で買われていただけだと思っています。そこまで円が強い理由が私には見つかりません。
さて、話を戻します。
外貨建て資産重視へとポートフォリオを再構築しようと思ったのはちょうどこの辺の時でした。
グラフの青丸のあたりで当面の生活費20万くらいを残して、残りを全てドルに変え、米国株への投資を行いました。
(私はどんなにチャートのトレンドに自信があったとしてもFXで全力ハイレバみたいなことはしません。少し大きめのノイズが生じた時に資金が吹き飛ぶ可能性があるからです。大きく儲けるより、退場しない事を重視しています)
外貨建て資産(主に外国株)を買ったのは色々と理由はあるのですが、主要な理由は4つです。
①日本はデフレ脱却を大きく掲げていた→多分大規模な金融緩和する→円安
②日本が大規模な金融緩和をした場合、出口戦略が見えない。止まらない円安が来る可能性
③日本の少子高齢化・年金問題における日本の将来像が描けない
④一方円安になればなるほど、外貨建て資産からの配当金は増える
私はこの4点を考え、米国株への投資を決意しました。
全財産を投じての投資でしたが、恐怖はあまりありませんでした。無くなったらまた働けばいいだけだしね。30歳だし。
予想通りに円安は進みました。株価も上がりました。円に関しての議論も盛んになってきました。
「110円くらいが丁度いい」
「120円はいくんじゃないか?」
様々な意見が飛び交っています。
さて、ここで質問です。 円安はどこまでいくのでしょうか。
110円くらいが丁度いいと日本が言っていても、為替は相対的に決まるものです。
日本が110円にしておいて欲しいなどと言ったところで、価値が落ちていく通貨は容赦なく叩き売られます。
120円で止まれば良い方かもしれません。
10年後、万が一にも1ドルが200円、まさかの1000円になっていたとしたら、今汗水垂らして貯めたお金は、価値が1/2、1/10になってしまうのですよ!?
デフレが長すぎたせいで、インフレなんて想像出来ないかもしれません。
ただ、万が一にも大きくインフレになってしまった場合には、お金を現金だけの形で持っている人は大きく目減りしてしまう可能性があると思います。
資産を現金以外の形で所持する事は、リスクヘッジの点から非常に有効だと私は思います。
- 作者: メアリーバフェット,デビッドクラーク,Mary Buffett,David Clark,井手正介,中熊靖和
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私の尊敬するバフェット先生の考え方に触れられます。思考が一般人とは違います。