秋になり、食べ物が美味しい季節になってきました。
どこからともなく聞こえてくる「や~きいも~、いしや~きいも~、おいも~」
というわけで、今日は「焼き芋」についての新たなビジネスモデルの紹介です。
なんと、この「焼き芋ビジネスモデル」は当Blogの読者様からの投稿になります。
素晴らしいアイデアです!それでは早速紹介させて頂きます。
ビジネスモデル名:
焼き芋屋移動販売・宅配ハイブリッドモデル
ビジネスモデル概要:
焼き芋屋移動販売を、移動販売だけではなく、事前に注文を受けたお宅へ配達を兼ねる
ベースとなるビジネス:
- 焼き芋屋(移動販売)
- 焼き芋屋(宅配)
→宅配の石焼き芋屋の情報はネットで調べると少し出てくる。ただし、移動販売と組み合わせた情報は見当たらなかった。
- 宅配サービス(食品等)
ビジネスモデル詳細:
秋の風物詩といえば、焼き芋の移動販売トラックが流す「や~きいも~、いしや~きいも~、おいも~」という掛け声であろう。
しかしながら、焼き芋の移動販売トラックを見つけて、そこまで買に行くというのは、消費者にとっては面倒である。遭遇できるかどうかも運である。
そこで、焼き芋屋は焼き芋の宅配を受け付ける。
受け付け方法は、電話やFAX、メール、インターネットなどの方法がある。
電話はシステムの構築費用がほとんど掛からず(電話の契約料金・通話料のみ)、確実ではあるが、電話がかかってきたらリアルタイムに対応しないといけないため、対応コストがかかる。
インターネットを使用した受注ページで自動的に受注を処理できればよいが、システムの構築費用がかかる。
そのあたりは、投入できる人員や予算などで最適な方法を選択するとよい。
そのようにして、焼き芋の受注を行ったら、あとはそれらに届けるための最適な配送ルートを作成する。
その配送ルートにたどり着くまでに、焼き芋の移動販売を行う。
消費者にとっては、焼き芋を必ず入手できるという点と、アツアツの焼き芋を家で食べられるというメリットがある。
業者にとっては、その日の受注見込みを事前にたてられる点、宅配と移動販売で収益を高められるメリットがある。
ただし、不在などで受け取れない場合には、再配達コストがかかる。
そこで、不在時に焼き芋を置いておく場所を決めておいたり(宅配ボックス)、不在時は焼き芋の受注をキャンセルするなどの取り決めを消費者との間で結んでおく方法もある。
もしくは、配送ルート自体、不在時の再配達を織り込んだルートとしても良い。
なお、参考文献(*1)によれば、「一日8時間を20日働いたとすれば月に30〜60万円儲かる」という情報もあり、既存のビジネスモデルだけでやっていけるのかもしれない。
しかし、それでは秋シーズン以外も働かなくてはならない。
このビジネスモデルにより、秋シーズンの収益性を高め、秋だけで1年分稼ぐという考えもあってもよいだろう。
発展できるビジネスモデル:
焼き芋の販売のみではなく、他社の食品・商品を配達する
- 生鮮食品の配送、配送代行
- 宅配便の一部宅配請負
類似ビジネス:
竿竹屋
竿竹屋は、金物などを宅配する途中で、竿竹の移動販売を行っている。
参考文献:
*1:
焼き芋屋さんが潰れない理由と収入や生計の立て方。夏はなにしてるの?その正体とは!?
http://senkintan.com/post-252/
秋冬の風物詩【焼き芋屋さん】が潰れないワケと気になる収入
http://matome.naver.jp/odai/2141269814911617901
なぜ、石焼き芋屋さんは儲かるのか
http://iicoto.web.fc2.com/idea090729.html
石焼き芋やさんって儲かってるのか?
http://kennshuu.com/fukugyou/yakiimo/
さおだけ屋はなぜ潰れないのか?
http://okwave.jp/qa/q3680586.html
以上。読者様からのビジネスモデル紹介でした。
焼き芋は寒い時期になるとついつい食べたくなってしまいますよね。声が聞こえてきても外に出たらいなかった。なんてこともあります。
自宅に届くなんて最高だと思います!あったら是非利用したいサービスですね。