株式投資でよく議題に上がるのがテクニカルとファンダどちらを重視すべきか?という問題。
知らない人に一言で説明するならば、テクニカルはチャートなどの形を見て株価の上下を予測して売買するのに対して、ファンダは企業業績など言わば会社の通信簿を見て売買することを指します。
自分は長期投資なので当然ファンダ重視なのですが、買う時は安く仕入れたいので、チャートも見ます。そんなわけで今日は私の投資タイミングをちょっと紹介。
まずは優良企業を探す
私は長期投資スタイルなので、まずは倒産しなさそうな企業を選定します。倒産してしまうような貧弱な会社は長期に向きませんので。
財務状態が良かったり(自己資本比率高め)、毎日多くの人に使われている商品やサービスを提供している会社だったり。圧倒的なブランド力を持っていたり、などなど。とにかく、どんな不況になろうとも稼ぐ力のある会社を探します。もうここをしっかり選べれば95%の作業は終わったと言っても良いくらい。
さて、そうしたら自分のいいなーと思う企業が何社か見つかるでしょう。
次にその企業は割安かどうか?をチェックします。
その企業は高い?安い?
では気になっている企業が見つかったとして、その企業の株価が高いのか安いのかをチェックするのにモノサシ(指標)が必要になります。
よく使われる指標にPERとPBRがあります。
PERは株価収益率といい、割安度を知るのに使います。一般的に15倍以下が割安とされています。これは次の式で求められますが、ヤフーファイナンスに表示があるので計算しなくても見れます。
PER = (株価×発行済み株式数) ÷ 純利益
PERは同じ業界の中の企業比較に使うと良いです。異なる業界でPERを比較してもあまり意味があるとは私は思いません。
次にPBRですが、株価純資産倍率といい、会社の資産(解散価値)を見ます。
PBR = 株価 ÷ 1株あたりの純資産
で求められます。数値が1より大きければ割高。1より小さければ割安といった具合。
PER、PBRがどちらも割安かもしくは適正範囲内位にいるなーと思ったら、あとはタイミング。いつ買うのか。
投資タイミングに使っている指標
私の投資タイミングですが、個別株で細かくチェックはしていません。
購入タイミングで一番重要視するのは次の2つの指標
- VIX指数
- 騰落レシオ
そういえば過去記事で1度書いたことがありました。過去記事に詳しく書いたので、興味がありましたら御覧下さい。
以上の2つの指標を見て、バーゲンきたぁぁ!!と思ったら迷わず財布に有り金全部突っ込んでバーゲン会場へレッツゴーです!恐怖なんて微塵もありません、安く買わせてくれてありがたや~の感謝の気持ちで出かけましょう。
結局テクニカルとファンダどちらが重要?
そんなわけで、テクニカルとファンダどちらが重要か?という答えですが、私は短期にしろ長期にしろ、ファンダとテクニカルの両方が重要だと思います。
短期ならファンダは必要ないという意見もあるかと思いますが、ファンダが良い銘柄程、テクニカルでの戻し、伸び共にゴミのような銘柄より大きくなります。その点でどんなに短期投資でもファンダは必要だと思うわけです。
デイトレ?あんなもんは運だ。読めないw
ファンダを見ず、チャートだけを見て売買するようなチャーチストに私はなれませんし、なりたいとも思いません。永続する企業が本当の意味での投資効果をあげてくれると信じているからです。
チャーチストにありがちなこと
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