ども。ランダムぽてとです。
先日ワトソンについての記事を書いたばかりですが、IBMのワトソンが、ついに日本語で渡辺謙さんと会話をしたという驚くニュースを知りました。
ワトソンは英語での会話を得意としており、難解な日本語で会話が出来るようになるにはもう少し先だと考えていたので、非常に驚きました。
これでIBMワトソンは日本語を含む7ヶ国語に対応となりましたね。(2016年3月現在)
IBMワトソンの会話事例
IBM公式HPではIBMの開発した人工知能のワトソンと著名人が会話している動画が紹介されています。
ここには何人かの著名人との対話シリーズが紹介されており、渡辺謙さんの他にも
- ボブ・ディラン(ミュージシャン)
- ケン・ジェニングス(米国のクイズ番組「Jeopardy!」のチャンピオン)
- セリーナ・ウィリアムズ(女子プロテニス選手)
など、他にも何名かの会話事例が動画で紹介されています。渡辺謙さんとワトソンの会話動画は最近追加されたようです。
渡辺謙さんの動画を見て、私はワトソンの「女優にもなれますか」という最後の返答がなかなか面白いと思いました。人間でもなかなかこういう返答は出来ないと思うのです。もし私なら渡辺さんに「やるじゃん」と言われたら、「ありがとうございます」としか返答出来ないなーと思うからです。(・_・;)
他の動画も見ましたが、私は人間とワトソンとの会話を聞いて、改めてIBMのワトソンの凄さを感じました。言葉のキャッチボールが非常にスムーズになされていると感じるからです。私が凄いと思ったワトソンとの会話事例の1つに、映画監督であるリドリー・スコット氏との会話があります。
スコット氏が「映画の1つの画像には驚くべき量の情報が含まれていて、たった1カットが映画の出来を左右することがあるんだよ」とワトソンに言います。
これに対して、ワトソンは画像分析も得意としていますから、「私は医療、製造の現場、営業活動をサポートするための画像分析もできます」と返答します。
スコット氏は、「すごいけど、映画には使えないかもな」と、ワトソンの画像分析能力が映画に対しては力不足だと不満気な様子を見せます。
ところが
この後、ワトソンはスコット氏の「映画には使えないかもな」という意見に対して、「天才医師役にマット・デイモンというのはいかがですか」と、提案をしてくるのです。
最後にはスコット氏もワトソンの返答に対して「悪くないな」と返し、動画は終わります。
ワォ!( ゚∀゚)
私がIBM株を買った頃よりずっと進化しているんじゃないかな。IBMの将来がまた楽しみになりました。
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