あなたは「大冷」という会社を知っていますか?
名前から想像すると大型の冷蔵庫でも扱ってる会社なのか?というイメージを受けるのですが、ここは「骨なし魚」という珍しい商品を販売しています。
魚には骨があって当然なのですが、食べにくい、口の中に骨が刺さったなど、外食チェーンではクレームが付く事があります。だったら骨なし使おうぜってことで骨なし魚は外食産業では一定の評価を得ています。
配当に加えて、大冷(2883)には株主優待もありまして、骨なし魚3種が送られてきます。今日はそんな大冷の紹介です。
どうやって骨なし魚にするのか?
そもそもどうやって魚の骨をとっているのか?
気になって大冷のHPで調べてみました。すると、
「骨とり工程では、熟練作業員が正確性とスピードを両立して鮮度を維持している」
と書いてありました。
工場内部の様子ですが、結構な数の従業員がいて手作業で魚1つ1つの骨をとっていると思われる写真がありました。
ええっーー手作業っぽいけど、骨の取り残しとか大丈夫なのかな?
と思ったら、最終的には"X線"で骨なしチェックをして出荷となるようです。
流石100%骨なしへのこだわりです。
大冷の業績など
生産拠点は現在日本、中国、ベトナム、タイにあります。
原材料高や人件費高騰といった問題が起こると利益を確保するのが難しくなってくる印象を受けます。ただ、骨なし魚の需要は減少よりも拡大していくと個人的には考えているため楽観視しています。
(第45期 株式会社大冷 事業報告書より)
参考としてのチャートと指標(16年7月2日現在)です。
(出典:ヤフーファイナンス)
あらやだ、買った時より下がってますわァァ/(^o^)\
- 自己資本比率:60%台 財務的には問題無さそう。
- 配当利回り:3.66%でわりと高配当。
- PER:9.82倍 割安感が漂います。
- ROE:12.6%
- ROA:8.3%
- 株主優待:「楽らく骨なし魚3種」が届きます。
- 最低購入金額:150,200円
高配当なので人件費・原料コストと利益に注意しながらの保有になりそうです。
今回は1株あたり55円の配当金を頂きました。
1度ここの骨なし魚を食べてみましたが、食べやすくて最高でした。
やっぱり魚は骨無しじゃなきゃね(*´∀`)
私も人として骨なし野郎なので気が合いそうです。