大きな決断をしました。
私は以前より配当・株主優待を貰いながら日本株への投資を行ってきましたが、今後何十年先の未来を考えた時、私にはこの国に明るい未来というものを描くことが出来なくなりました。
過去最高益を叩き出す企業がある一方で、その利益のために犠牲になる人がいる。
使い捨てされる非正規労働者、一度道を外れたら元のレールに戻る事が難しい日本社会。彼らの賃金は安く抑えられ、雇用も不安定だ。
そんな人達が増え続けている。
彼らは決して贅沢をしているわけでもない。
何故「生きる」という、ただそれだけの行為が今の日本でこれほどまでに難しくなってしまったのだろう。
子供が使い捨てにされて良いなんて思っている親は誰一人いないし、子供だって企業に使い捨てにされたいと思って今日まで育ってきたわけではない。
しかし日本の企業は非正規ウェルカムのまま変わらない。
賃金を安く抑えてサービス残業でもさせないとグローバルで競争力が無くなってしまうからだ。
要は弱いのだ。
そういうわけで、何日か悩んでいたのだが、一部を残して日本株は処分することにした。
日本株よ、今までありがとうな。
私の今回の決断を決めた1冊です。
日本株に配分していた資金は今後米国株に振り分けます。