ども、ランダムぽてとです。
株式投資をする人にとって、株価は気になるところ。自分が買ったところから上がったのか、下がったのか。いくら儲けたら売って、いくら損したら損切りするのか。
株価の動きが小さなうちは平気だけれど、値動きが大きくなったり、1つの銘柄に大きく賭けている時は株価が気になって仕事が手につかなくなったり・・・なんて。
10年以上投資と向き合って、今でこそ平気になりましたが、初めた頃はこんな感じでした。失敗が続くと自信が無くなって、トレード鬱のような感じになっていたんです。あんなに好きで見ていた企業のニュースや、投資の雑誌が見ていても面白くないし、自分が寝ているうちにチャンスが逃げてしまうのではないかと不安になり、夜遅くまで起きていたり、朝早く起きて為替をチェックしたりして毎日疲れが取れなかったんです。
でも、ある日突然に、私の中から株価は姿を消してしまったんです。
夜も眠れないほど気になっていた株価はどこへ消えた？
仕事に加え、投資のストレスもあってか、私は毎日クタクタになっていました。
これじゃいけない。何とかしないと・・・。
そう思って何冊も本を読み、ある答に辿り着きました。
「いろんな会社が1つにまとめられたものを買えば良いんだ」
そうです、インデックスファンドのことです。
賢い人や堅実な方は、初めからこれを選んでいるかと思いますが、私は自信過剰な性格だったので、自分の方が上手に運用出来るはずだと思いこんでいたんですね。
実際のところ成績はイマイチでしたけどね。
インデックスファンドにも色々種類があって、
- 高配当を出す企業をまとめたもの
- 成長性を重視した企業をまとめたもの
- 生活必需品の企業をまとめたもの
などなど、沢山の種類があります。
また、インデックスファンドの特徴として、株式指数に採用されている銘柄をいくつも組み入れているので、倒産するリスクが極めて低いのです。
私はインデックスファンドに出会い、個別の企業ではなく「沢山の会社がセット販売されている」ものに投資することにしました。
これなら1社、2社倒産したって全然平気じゃんって考えに変わったからです。
そうすると、不思議なことに夜も眠れないほど気になっていた株価が気にならなくなったのです。
要するに、私が夜も眠れないほど心配だったのは、お金を減らしてしまう事ではなく、お金を全部失ってしまうのではないかという恐怖だったのだと、この時に気付きました。
投資対象1つで人生まで変わるなんて・・
さっそく、投資対象にインデックスファンドを組み入れて投資割合を大きく上げました。
そうすると、会社が倒産して投資対象の価値が0になるリスクを心配する必要が無くなったことで心理的な不安がグッと減り、朝までぐっすりと眠れるようになりました。
HAPPYな生活の始まりです。
株価は長期で右肩上がり、仕事に集中できるようになり上司からの評価もうなぎ登り、仕事ができると評判になり女性からはモテまくり。(ここは変わりませんでした)
個別株を完全に止めてしまったわけではありません。個別は個別で好きだから。でも以前よりずっと投資割合を下げました。
投資で短期間でお金持ちになろうとするならリスクを大きく取るしかありませんが、私の性格上あまり好きな方法ではありません。長期でじっくりが好みなんです。
インデックスファンドへの投資は長期間行うことで大きな成果が得られます。長い時間がかかるからこそ、その間には多くの困難に出会います。100年に一度と言われる暴落が数年に1度くらいの間隔でやって来るのです。そんなの耐えれますか？？
まず自分の体や精神を健康に保っていかなければ長期間の投資など出来ません。
株価が気になって夜も眠れないほど困っている人、早くこちら側へ来ないかい？
おいでよ、インデックスファンドの森！(笑)
ではでは。
