REITのユナイテッド・アーバンから分配金を頂いたのでご紹介します。
どんな会社か
主に商業施設、オフィスビル、ホテルへの投資を行っているバランス型REITです。
どんな物件に投資している?
代表的な保有物件には
- ヨドバシカメラ(マルチメディア吉祥寺)
- 新大阪セントラルタワー
- 心斎橋OPA本館
- 新宿ワシントンホテル本館
などがあります。
物件タイプ別比率
商業、オフィス、ホテルでそれぞれ約3割程度となっています。残りを住宅とその他が占めています。
新型コロナの影響
新型コロナウイルスは2019年12月に武漢市で発生し、世界に広がっていきました。物流や住宅系REITはすぐ値を戻しましたが、ここは商業、オフィス、ホテルのバランス型で厳しいかな?と思っていたのですが、物件稼働率を見てみるとそこまで酷く落ちていないんですよね。個別物件の競争力の高さが伺えます。
株価と分配金利回り
株価は現在148,000円で分配金利回りは4.21%。
今回は1口当たり3,119円の分配金を頂きました。
株価は回復基調となっており、新型コロナの影響によって過度に織り込まれていた業績懸念が後退しつつあります。
ユナイテッド・アーバンへ投資したきっかけ
このユナイテッド・アーバンへ投資するきっかけとなったのは1冊の本でした。
伊山俊介さんのJリート市場は宝の山という本です。
リーマンショックから世界が立ち直ってない2010年に出版されました。
J-REITの本って色々出てるんですけど、正直なとこ、高配当だとか、スポンサーがどこだとか、どんなタイプのREITかなど、大抵HPに載ってて自分で調べられる内容の本が意外と多いんですよ。
そんな本が多い中で、この本は異色のオーラを放ちます。
ここまでREITについて熱く語ってる本を私は他に知りません。
筆者はアナリストや格付会社などがつけた評価は信用せず、独自の分析に基づいて物件の収益性やリスクを考慮して投資を行っています。
筆者の考える優良REITや選定する根拠が詳しく書かれており、勉強になりました。REITは株と違ってナンピンしていっても行き止まりがあるという考え方も面白いなと思いました。REITの事を勉強したい人は、まず基本的な本をどれか1冊読んで、2冊目にこれを読んでみると面白いかもしれませんね。最初に読むにはクセが強いかなと(笑)
ではでは。