こんばんわ。
突然ですが、Fear & Greed Indexという人間の感情を測る指数があります。
知ってる人も多いかと思います。
ぶっちゃけた話、この指数がEXTREME FEAR(極限の恐怖)になってる時に適当に資金を突っ込んでおけば、株は後々上昇に転じる確率が高いと思います。
ついこの間まではEXTREME FEARという所にあったのですが、今日見たらGREED(貪欲)に振れていました。株価もそれに伴って上昇しています。
株価が底から上昇し、皆がイケイケモードになってきているってことです。
こうなると、皆が安心して買ってきます。あれだけ怖がって売ってたのに、今度は我先にと買いに走っている姿は何とも不思議なものです。
株価の底打ち時期なんて誰にも分らないのです。
株価が下落している時、何してました?
少しでも役に立つ情報を得ようと、寝不足になりながらもスマホをスワイプしてませんでした?
有名な動画配信者の予想動画なんかを見て自分の不安を和らげたりしていませんでしたか?
いやぁ・・・意味ねーっすよ。まじで。
こういった行動は、行動心理学上の問題行動です。
ファンダメンタルズやテクニカルといった分析も大事ですが、それ以上に投資で大切なものは、自分の心持ちや行動です。
- 何故、株価が高くなってから買うんです?
- 他の人が買っていて安心だからですか?
- 安い時に買うことが大事と教わりませんでした?
- 高くなってから買うとか、自ら損を欲しているのですか?
他人の成績がどうとか、あの人がこう言ってるから・・なんて事は相場の世界には全く1ミリも関係ありません。
「うっはwwwこいつwwwざっこwww」
と笑って、見ていたものを閉じましょう。
投資は全て自分の感情管理との戦いです。
祈るようになった時点で投資家は終わりです。
例えばこんな時、自分の無意識下でどんな感情が生じ、結果どんな行動をとってしまうのかを前もって知っておくべきです。
- 買った株がどんどん下がっていく時
- 株がどんどん上がって乗り遅れてしまうと感じた時
- 相場の動いた理由が気になって仕方がない時
- 損を確定しなければならない時
チャートに線を引いたり、会社の業績分析をする、そんなものは後回しでいいです。
まずは行動心理学を学んでからでも遅くはないです。
行動心理学は日常や仕事においても役立つ学問ですが、投資においても例外ではありません。
投資では最新の本よりも、埃をかぶった汚い本の方が真理を突いている事が書いてあります。何故、昔からの本が今でも本屋に置いてあったり、図書館にあったりするのでしょう?
つまり、そういうことです。
さぁ、もう投資に関することは全て自分で決めましょう。
最後に頼れるのは自分しかいません。あなたが損をしようが誰も責任は取ってくれません。頼れる自分になるためにも、色んな知識を得て、知恵として活かしましょう。
次の暴落では違ったアプローチがとれるようになっていれば良いですね。
これは少し古い本でスラスラ読める感じではないですが、行動心理学を学ぶ良書だと思います。