お久しぶり!ランダムぽてとです。
最近、投資資金を眠らせたままネトゲに走っていたのだが、ふと思うところがあり中国、台湾、インドを主とした新興国ETFのVWOに投資を行った。
中国株:テンセント
ここ10年でみたVWOのパフォーマンスは米国株を対象とするETFと比較するとお世辞にも良いとは言えないのだが、今後世界のマーケットはアジアを中心として広がっていく予感がしてならない。
何故テンセントに直接投資ではなくVWOに投資したかというと、テンセント自体の株価はここ数か月で大きく値上がりし、PERは80倍、配当利回りは0.15%とあまり積極的に個別株として投資したくない水準であったため、テンセントが4%程組み入れられているVWOを買う事にしたという訳だ。
テンセントは中国にてSNS、メッセンジャー、オンラインゲーム、ニュース等のプラットフォームを構築し、サービスを提供している大手IT企業であり、収入のほとんどをオンラインゲームで稼ぎ出している。といっても、基本は無課金のゲームなのでユーザーを課金させるのが上手なのだろう。
テンセントが提供するオンラインゲームで一番有名なのは「League of Legends」であろう。世界で1億人がプレイしていると言われている。
ネトゲ中毒者が考えるテンセントの魅力
ちなみに中国人と一緒にオンラインゲームをしたことのある人はいますかね?
League of Legendsでは無いですが、彼らのゲームに対する本気度は半端ないですよ。
組織的にやっているのかは不明ですが、儲かる狩場があれば24時間その場所で狩りするし、邪魔なプレイヤーがいた場合には大量のモンスターを連れてきてこちらにぶつけてきたりと、こちらの心が折れるまでしつこくやってきます。
最近は見かけなくなりましたが、一時期は自動狩りをするBOTなども酷いものだったんですわ。
まぁ、ゲームの愚痴はこの辺までとして、問題は投資先としてどうかということ。
私のなかで中国というと、ゲームや映画の海賊版が出回り正規品の売上を奪っているイメージがある。
しかしだ、オンラインゲーム内のアイテムは海賊版というわけにはいかない。どうしても欲しいアイテムがあった時に、サーバ内のデータを書き換えるという犯罪を犯してまでアイテムを手にしようとする奴は稀だろう。
つまりゲームデータは正規品を買う必要があるということだ。海賊版では対応できんからな!要はゲーム内課金するしかないのだ。
上にも書いたが、彼らはとにかく負けず嫌いだ。誰にも負けたくないという気持ちが非常に強い。昔、ゲーム内で彼らと徹底交戦した私には理解できる。まだまだ彼らからは絞れるぞと!!
そんなわけでテンセントの収益の大半が広告ではなく、ゲーム課金からきているというのも理解できる。
更なるテンセントの成長
ちなみにテンセントはゲームだけでなくモバイル決済事業にも積極的だ。
日本よりもキャッシュレス化が進む中国ではスマホ決済額が年々増加してきている。ライバルにはアリババの決済サービス「アリペイ」があるのだが、幸運な事にETFのVWOにはアリババも組み入れられている。競争によりどちらのシェアが高くなろうが、VWO保持者には良い事である。
気長に積み立てていく予定だ。