ランダムぽてとの配当生活

株式投資の配当金でセミリタイア生活しています。comipoで漫画も描いています。

世界のお金が向かうところ

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このままだとゲームの終わりが近い

最近は株高で投資が盛り上がっている。
自分も投資をしているので、この恩恵を少なからず受けているのだが、資産額が上がったところで特に何も感じない。むしろ、危機感を抱いている。 

 

モノポリー桃鉄といったゲームで遊んだ人も読者の中にはいるだろう。あの手のゲームは各プレイヤーの資産が拮抗しているうちは楽しく遊べるのだが、1人のプレイヤーによる一方的な搾取が始まると急につまらないクソゲーと化し、最悪エンディングや勝負がつく前に他プレイヤーにゲームをほっぽりだされてしまう。

 

自分が優位に立っていて、もっとゲームで長く遊びたいと考える賢いプレイヤーは独裁的な搾取をやめ、自分が下位に転落しない程度に自分の利益を削って他プレイヤーを富ませるプレイをする。
リアル社会だと寄付などの行為にあたるだろう。

 

このことが分かっているからアメリカの富裕層は多くの寄付をして、ゲームを一緒にプレイしている多くの下位プレイヤーにゲームを投げ出させないようにしている。
ゲームを投げ出され、革命でも起こされたら自分優位のゲームも終わりだからである。

 

しかし、現在の世界は富める層とそうでない層の差がより一段と広がっているのが事実だ。各地で増加しているデモを見て、資本主義という名のゲームの終わりが来るのではないかと危機感を覚える。

 

経済学者のシュンペーターが残した言葉「資本主義は、成功する。だが、その成功ゆえに、自ら壊れる」これが現実味を帯びてきた感ある。

 

人間の欲望

人間の欲望には限りがない。
持っていると幸せになれるモノを数え出すと、あれもない、これもないと不満ばかり言う。ところが、今持っていて幸せだなと思うモノを挙げていくと、これがある、あれもあると満ち足りた気持ちになる。

 

結局のところ自分が幸せかどうかなんて尺度は、世間やマスコミやTwitterで誰が何と言っていようが、自分自身が幸せを再定義すれば、世間から不幸せに見えていようが本人はバラ色の人生で幸せなのである。

 

少し前まで人はエアコンやテレビ、車、スマホといった物を欲しがった。それを買えば幸せになれると信じていたからだ。信じていたというよりは、マスコミに信じ込まされていたという方が正しい。でもそれは一時的な幸せで、結局人は幸せにはなれなかった。

何故なら次の年には改良され高性能になった新製品が売り場に並び、自分の持っている製品は陳腐に見えてしまうからだ。これでは毎年買い替えても満足ある幸せは永久に訪れない。

 

時が経つに従って市場はモノで溢れ、次第に人はモノより体験やサービスといった対象に幸せを感じるようになってきた。物が売れないのは消費者にお金がないのはもちろんだが、それよりも幸せを感じる対象が変化したのだ。不景気がどうとか以前の問題である。

 

ProductsからAssetsへ

自分にとっての幸せは「ストレスを抱える仕事をしない」ことだ。
8時間、場合によってはそれ以上の時間を会社に拘束され、自分の自由がまるでない。
家に帰って栄養補給をし、寝て体力回復をして次の日の出勤に備える。
なんと馬鹿臭いことか。皆こんなことをするために生まれてきたのでは無かろう。

自分の親だって「うちの子がどうか会社の役に立ちますように」なんて願って私を生んではいないはずだ。我が子の幸せを願って生んだはずである。

 

仕事をしていても休みの日くらいは自由だろうという意見もあるだろうが、私は動物園の檻の中での制限ある自由ではなく、檻の外のジャングルを駆け回りたいのだ。

 

嫌々ながらの仕事は自分にとっての幸せと真逆、対極にいる。しかし、生活費や支払う税金分は稼がないと生きていけない。

 

どうするか・・・・。

 

そう、株や不動産、債券といった資産(Assets)を買うことで不労所得は得れる。
不労所得から得られるお金が生活費を上回れば無理に仕事をしなくても良くなる。その仕事をしていた時間は自分の自由時間として使えるようになる。資産を買うことが自分の自由時間を増やし、結果自分自身のHappyに繋がる。

 

最近FIREムーブメントが流行りだしたのもこんなとこだろう。消費者が次に欲しいと思うものは、「Products」ではなく「Assets」だ。

 

市場に溢れかえったお金を産まないモノを買うより、お金を生む資産を買うことでHappyになれると気づいた人が今増えてきたのだ。今後消費者は生活に必要な最低限のモノしか買わなくなる。Assetsを求める時代に変わりつつあるのだ。

 

ってことで、逆イールドの影響やアメリカとイランの関係で暴落が来そうな気配がプンプンするけど、多少の株価の調整があったとしても最終的に資産は買われるよ。

今後、世界のお金は資産に向かい、世界中の優良な資産は取り合いになると思っている。

 

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