物を持たない暮らしをしている人のことを「ミニマリスト」と呼ぶらしい。
定義は特に無いようだが、ミニマリストとは不要な要素を排除することに努める人を指すようだ。ミニマリストの持たない暮らしとはどれ程のものなのか気になってブログをいくつか見てみた。
ミニマリスト 持たない暮らし
ミニマリストとして有名な方のブログをいくつか紹介。
ミニマリストになりたくて。: ものぐさミニマリストの部屋 part1
あれ・・・・?
ひょっとすると自分もミニマリストなのかもしれない。
私の場合は株式投資を始めてから収入の8割以上は株などの金融資産を買うのに使っているため、そもそも物を買うという余裕が無い。というか、そんな物買う余裕があったら投資にぶっ込むので、シンプルな生活を目指しているわけではないが、自然と不必要な物は一切買わない&持たない様になった。この辺は不要な要素を排除するミニマリストと共通する点があるように思える。
洋服代は年間0円だし、あ、下着は買い換える必要があるから年間3,000円位か?1ヶ月の間に家賃、食費、光熱費以外で支払いが発生する要素といったら、月に1度給料日後に買うお気に入りの会社の株式と働いた自分へのご褒美()のファミチキ1個(ファミマで売ってるチキン)と飲み物だけだ。一ヶ月の娯楽費は特別なイベントが無い限り1,000円以下で間に合う。
私の部屋にあるのはPCとpsvita(無料体験版ゲームとブログの写真用)と本が十数冊と、服が数着だけ。会社は制服着用なので洋服で困ることはない。
卒業文集やアルバムなども全て捨てた。あれは部屋の貴重な空間を占領するゴミに分類される。思い出は頭の中にあるので、わざわざ写真を引っ張り出してきて見ることなど無い。
食費も1日1,000円以内に収まる。慣れると普通にこなしていけるのだけれど、周りに生活を話すと驚かれる。
「えぇーーーーよくそんなんでやってるね。人生つまらなくないの?」
「もっと色々買おうよ、安い店教えてあげるから」
と営業までされる始末だ。
NONONO。価値観の押し売りは結構だ。
幸せの形なんてものは自分で決めるし、定義する。他人にどうこう言われる筋合いはない。
幸せの形は人それぞれ
不思議な事に投資生活を始めてから急に物欲が無くなりだした。
物なんてものはお金があれば何時でも自由に買うことが出来るためどうでも良くなってしまったようだ。そんなことより会社に行って拘束される時間を少しでも減らしたい。
自由時間の方が欲しい。物を買えば買う程その目標からは遠ざかる。
私は何の金利も生み出さない物を買うよりはお金を生み出す金融資産を買った方が遥かに有益だと思っているため、色々と余分な物を排除していったら結果ミニマリストのようになった。
ん、でもこれはミニマリストと呼べるのか?ケチの範囲内か?
少なくともエコライフ、シンプルな生活を目指す真のミニマリストの方とは違い、動機は不純だが不要な要素を排除することに努める人という観点から見ると呼べなくもない気がする。 モノなんかより時間の方が良いよね。
ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -
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