皆さん、こんにちわ。ランダムぽてとです。
色んな米国株ブログで米国株の連続増配ランキングってのを見かけますよね。
なんか連続で配当がアップしている銘柄なら投資するもの安心~!というわけで、非常に役に立つランキングですよね。
では、米国株の連続増配年数や増配率はどうやって調べればいいのでしょうか?
今日はそれについて書いていきます。
米国株のデータを入手する
1つ1つ企業HPを見て回って探すのは大変です。
私が米国株の連続増配年数や配当利回り、増配率、配当性向なんかを調べるのに見ているサイトがあります。The DRiP Investing Resource Centerというサイトです。
アクセスすると、画面に英語がバッっと出てきてきます。
(画像:The DRiP Investing Resource Centerより)
待って!
英語に抵抗がある人はいきなりブラウザバックしてしまいそうですが、ブラウザにグーグルのChromeを使っている人なら右クリック→日本語に翻訳を選んでみましょう。
分かりやすい日本語のページに翻訳できます。
「あ、これっ、進●ゼミでやったとこだ!!!」
みたいな感じで急に分かりやすくなります。
google翻訳の精度が上がって更に便利になりました。私は英語が苦手なので英語のサイトを見るときには日本語翻訳をよく使っています。
米国株の他にも、カナダやイギリス、スウェーデンの連続増配銘柄も調べられるようになっているんですね。米国株以外をやる人にも重宝するサイトですね。
さて、米国配当チャンピオンの25年以上の年をとった米国企業高配当の下に注目です。Excelスプレッドシートという表記があります。ここをクリックするとエクセルファイルのダウンロードが始まります。
さて、ダウンロードしたU.S.DividendChampions.xlsファイルを開いてみます。
連続増配のチャンピオン、競争者、挑戦者
エクセルファイルを開くと、いくつかシートが分かれています。
- Champions:連続増配25年以上
- Contenders:連続増配10-24年
- Challengers:連続増配5-9年
- All CCC:連続増配5年以上
- 他
例えば米国株で25年以上の連続増配を探そうと思ったらこのChampionsのシート、またはAll CCCを選びます。
ここで、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)とコカ・コーラを見てみましょう。
2017/2/28のデータになります。見やすいように色付けと、いくつか列を非表示にしてあります。
表の見方です。左から
- Company Name:企業名
- Ticker Symbol:ティッカー(証券コード)
- Industry:業界
- No.Yrs:連続増配年数
- ●/●/●Price:その日の株価
- Div Yield:配当利回り
- Quarterly Rate:四半期レート(配当)
- MR(Most Recent Dividend Increase Information)% Inc:最新の配当増加(%)
- EPS% Payout:EPSに対する配当性向(%)
- DGR(Dividend Growth Rate)●-yr:過去●年間の一株当たり配当の年平均増加率
自分はこのように理解しています。
もし間違えていたらすみません。ご指摘がありましたら修正致します。
こう見ると、コカ・コーラは連続増配年数が55年で、最新の増配率を見ると5.71%ですが、EPSに対する配当性向が99.33%にも達しており、配当の増加余地が少し厳しいかな、という印象を受けます。過去10年間の配当増加率は8.5%と悪くない感じです。
一方で、ジョンソン・エンド・ジョンソンは連続増配年数は54年で、最新の増配率は6.67%です。EPSに対する配当性向はまだ53.87%と増配余地を残しつつ、過去10年間の増配率は8%とコカ・コーラに似た成長をしています。
という感じで、連続増配年数、増配率、配当性向、過去数年間の配当増加率などが分かります。ソートしてみると新しい発見があるかもしれませんね。自分で米国株のランキングを作成したいと思っているかたは是非試してみて下さい。
連続増配25年以上のChampionsは結構色んなブログで紹介されている銘柄が多いのですが、ContendersやChallengersのシートからお宝銘柄を見つけられるかもしれませんね。