steamのスプリングセールで買った「イハナシの魔女」をクリアしました。
ゲームのジャンルとしてはビジュアルノベルで、淡々と物語を読んでいくゲームです。
ストーリー
高校一年生の春、主人公の光は叔母一家に捨てられ、1人で沖縄の離島「渡夜時島」で暮らすことになる。途方に暮れていた彼は、夜のサトウキビ畑で不思議な衣装に身を包んだ少女「リルゥ」に出会った。
2人は協力して島で暮らしていくが、リルゥには渡夜時島へやってきた目的があり……。
ネタバレ無し感想
感想ですが……。
リルゥちゃん可哀そう(´;ω;`)ウッ。
おもわず感情移入してしまい、涙が頬を伝わります。物語を読み進めていくと不思議な少女リルゥの生い立ちや、渡夜時島に来た目的がだんだんと明らかにされていくのですが、それにしたって可哀そう(´;ω;`)ブワッ…。
ストーリーはテンポよく進みます。私はボイスも飛ばさずに聞いていたので、クリアまで28時間ほどでしたが、さくさく読んでいけばもっと短いかと思います。
物語は王道といった感じで、恋愛もあったりして最後は無事にハッピーエンドを迎えられるわけですが、最終章の「リルゥ編」はとにかく重いです。ハッピーになるまでが、山あり谷ありで長く、感情を揺さぶってきます。フルボイスなので余計に感情が伝わってきて読んでいて辛い。そして光は主人公というだけあって、最後かっこいいっすわ。こういうの良いよね。
steamにはゲーム紹介として何枚か画像やPVがあってゲームの雰囲気が分かるのですが、それにしたってこんなに壮大で重い話として展開されていくとは思いませんでした。
ゲームを買うかどうかで悩んでいるなら、買いで間違いないでしょう。リルゥはヒロイン的な立場なのですが、それ以外のキャラクターもしっかりとキャラが立っていて物語を引き立てる魅力的な存在となっています。
特に、超絶美少女アカリちゃんの魅力はヒロインを凌ぐほどですので、アカリちゃんに会うためだけに買っても後悔はありませんね。
沖縄の文化や伝承など、かなり調べて作成されたのだなと作品を通じて感じました。キャラ、内容共に非常に満足のいく作品でした。
ありがとうございました。
最後に一言、超絶美少女アカリちゃんはいいぞ~。