ども、ランダムぽてとです。
投資の神様と呼ばれる世界一の投資家であるウォーレン・バフェット氏が手持ちのIBM株を約3分の1を売却していたことが判明しました。これを受けてIBM株は155$まで値を下げました。
IBM株への過度な入れ込みは危険?
バフェットがIBM株を買っているということから個人投資家でもIBM株を買っていた人は多いかと思われます。私もIBMが開発中のAI「Watson」に魅力を感じて投資した1人です。購入価格は150ドル~130ドルあたりで何度かに分けて購入しています。
しかし、リーマンショックや原油価格暴落、戦争など投資の世界は何が起こるかわからないという事は身をもって経験しているため、1つの個別銘柄への投資は最大でも全資産額の10%以内としています。今確認したところ、個別銘柄ではジョンソンエンドジョンソンの6.5%が最大でした。
IBMが身を置くハイテクセクターはAmazonやGoogleなど、強力なライバルがわんさかいます。今は10年でも長期投資だなんて言われるほどにこの業界は厳しい環境にあります。
あぁ・・やっぱりハイテク株への投資は怖い・・・。
P&Gやコカ・コーラのような生活必需品セクターに投資しておくのがベストか。
と思うかもしれません。
しかし、私は完全に同意は出来ません。
これを機にポートフォリオを見直してみませんか
確かに生活必需品セクターは景気に大きく左右されず、安定した利益が見込めるというメリットがあります。しかし、成長性を考慮するとある1つの疑問があるのです。
生活必需品の消費量は人口に比例すると考えています。まだ商品が行き届いていない新興国などでマーケットを広げることは可能でしょう。
しかし想像して下さい。これから先、例えばですけど、
- 人々が毎日1本飲んでいたコカ・コーラを1日5本飲むようになるでしょうか?
- 髭が前より2倍伸びるようになるでしょうか?
消費量は限られていると思います。
一方で、インターネットの使用量はこれから先も伸びていくと考えています。
街を歩く人、会社で仕事をする人が以前は一日に数回利用していただけのインターネットサービスはこれから先、一日に何十回、何百回と利用するようになると考えています。
ハイテクセクターはよくわからない・・・といった場合には複数銘柄を組み入れたETFに投資するのも良いでしょう。バフェットは「理解できないものには投資しない」というスタンスですが、私はこれからの時代、利益を上げていくにはネット関連への投資は避けられないと思っています。
私はブログにどの株を何株、いくら分持っているというポートフォリオ詳細は載せてはいないので、たまに妄想ブログ乙などとコメントに書かれます。まぁ確かに載せていないのでそう言われてしまっても反論できないし、反論するつもりもありません。
私のポートフォリオの構図は、景気や大きな技術革新に左右されにくい生活必需品セクターやヘルスケアセクターなどが大きな比重を占め、そこでまずはしっかり安定した利益を稼いで、その利益を他のハイテクセクターなどに投資していっています。
将来への投資です。
会社(本業)で働いて得たお給料を、投資(副業)に回すというイメージですかね。
どんなに魅力的な銘柄であっても惚れこみ過ぎないというのが私の投資方針です。
バフェットは1/3売却してしまいましたが、私はIBM株は保有継続です。
何も考えずにバークシャー株を買うとバフェットの動向をいちいち気にせずに済みますね。あそこは配当はでませんが、株価の上昇という形で投資家に還元しています。
バフェットに関する本はたくさんありますが、この本は結構好きです。