最近、不動産投資についての本とサイトを見ていた。
何故ならそこそこ安全で高利回りという株が減ってきたからだ。そこで高利回りとされている現物の不動産投資について調べていたのである。
田舎での不動産投資
不動産投資の資料によると、サラリーマン大家として働きながらにして不動産収入を得る方法はある。銀行も不動産という理由で資金を貸してくれ、負債は不動産から得られるキャッシュフローで返済していけばいい。
少子高齢化が心配される日本の田舎でも大丈夫、貴方の努力次第で探せばいい物件は必ず見つかる!!
まぁ、どれもこんな感じである。
ほ~~~ん。
本やサイトを一読すると、自分もアパートや戸建てを買って貸し出して簡単に大家になれて、利回り10%以上のウハウハ運用が出来そうな気もしてくる。
だが視線を本から自宅の窓の外へと移すと、その浮かれた思考にストップがかかる。景色の先に私が不動産投資をためらっている原因が広がっている。
私の住んでいるところは田舎である。
新幹線など停まるはずもなく、鈍行列車も1時間に1本みたいな地域だ。少子高齢化待ったなし、道を歩いても老人にしか出会わない。そのうち自然消滅してしまいそうな地域である。
こんな地域の不動産を購入してしまって、大丈夫なんだろうか・・・?
正直、不安しかない。
田舎をディスってしまったけれど、そんな田舎にも良いところはある。
例えば、都会のようにお姉さんがサービスしてくれるようないかがわしいお店は無いけれど、代わりに上を見上げればヌケるような青空が広がっている。
大自然に囲まれて子育てをしたい人、都会で疲れた人が癒やしを求めて来るなら最高の場所なのだ。
さて、地元の不動産情報を見ると安いものだと戸建てで土地・建物がついて200万~500万くらい出せば買える物件がゴロゴロしていた。アパートも似た感じ。写真を見た感じどれもリフォームが必要そうな物件である。
ちなみにアパート相場を調べると、大体1.5万~6万位の家賃だった。
私が不動産を買ってリフォームして貸し出すとしても相場の範囲内に収まるだろう。元を取るのに10年近くかかりそうな感じ。仮に途中で手放すにしても、果たして買い手が現れるか非常に疑問である。
日銀の大規模な金融緩和と同様にこちらも出口戦略が見えないと感じた。
低リスクで不動産投資したい私向きの投資先は
そんなこんなで空室リスクや家賃滞納リスクその他諸々考え始めたら、もう利回り落ちてもREITのETFでええんちゃう?面倒くさくないし~という結論に達した。IYRとかIFGLとかあるしさ。国際分散できるしええやん。
VNQI早く日本で販売しないかな。コスト安い。
他の地域で探せばいいだろとか、そういうお叱りは止めてください。
私はめんどくさいのは嫌です。
あと調べてたらこんな本あったんだけど、面白そう(笑)