日本株がバブルってる。
短期間でこんなに上昇するとは想像していなかった。
買う側は日本株はドル建てで見るとまだ割安だとか、円安が進むからまだまだ高くなるという考えがあるようだ。
一方で、買われ過ぎだと考える人は利確売りや空売りをしている。
最近は商社と半導体銘柄が特に賑わっている印象を受ける。
半導体銘柄に注目が集まっているのはChatGPTなどのAIが今後ビックトレンドになると予想されているからだ。
確かに半導体無しに今の世の中は回らないが、私は別にAIなど無くてもいいし、どうでもいいと考えている。
ひろゆき氏の著書「1%の努力」に登場するエッグスタンドと同じ立ち位置である。
「別にいらなくない?」という考え方だ。
人間の行動心理として、ある商品やサービスに対して責任意識が生じると、その商品やサービスありきの視点で物事を見たり、考えるようになってしまう傾向があるとされている。
つまり、利用者が本当にそれを使いたいかどうかが見えなくなってしまうという事だ。
貴方はChatGPTありきでしか物事が考えられなくなっていないだろうか?
もしそうなっていたら立ち止まってもう一度考える時間を取った方が良い。
この失敗例としてはアマゾンのファイアフォンがある。
世の中の物全てをショールーミングにする計画は凄いとは思ったが、世の中の人はそんなサービスはあれば良い程度のものであって、絶対に欲しい!では無かったからあれは失敗してしまった。
何か新しい分野に投資する際には、私は次の事を考えるようにしている。
それは時間の奪い合いに勝てるのか?
1日24時間あるうちの、どの程度の時間を顧客はそれに割いてくれるのか。
それは持続的なんだろうか?
最初だけ話題になって売れなくなるものは良くない。
それは独自性が強いのだろうか?
特別な会社だと思っても、抽象度を高めると大抵の会社はビジネスモデルが似たり寄ったりである。
とりあえず色々と考えてみるのだが、波が来そうだなと思ったら軽い一手を指しておくのは悪くない。私もとりあえずそういう所の株を少しだけ買っておく。
今は社会変化のスピードがとにかく速い。そういう時代に的確な投資をすることは動いてる標的を狙うのと同じくらい難易度が高いものとなる。
だからこそ軽い一手を放つのだ。
全力投資は当たればでかいが、波が来なかった場合にはどうしようもなくなってしまう。一手目で感触を掴み、もし失敗してもその学びから確度の高い二手目を打つやり方は悪くない。
変化がとにかく早い時代に生きている。
これは変えられない事実なので、まずは仮説を立てて、行動を起こすことが大事だ。
落ち着くまで待っていようかな・・というスタンスはあまりオススメしない。
あと最初に放った一手目にこだわり過ぎるもの良くない。
色々考えるのは楽しいね。
考えるだけは無料なのでオススメ!!