steamでスプリングセールをやっていたので、久しぶりにサウンドノベルゲームを買って遊んでみた。タイトルは「終のステラ」。外れが無いと言われるkey作品なので嫌でも期待は高まる。
ストーリー概要
地球が、すでに人類の世界ではなくなってから久しい。世界はシンギュラリティを起こした機械群に支配され、人々はその片隅で、息を潜めて生き長らえていた。
運び屋“ジュード”の元に、依頼が舞い込む。 それはシンギュラリティ機械群の影響を受けない、 少女型アンドロイド“フィリア” を輸送して欲しいというものだった。
世間知らずなフィリアの行動に嫌気がさしながらも、ジュードは旅を始める。 時には略奪を繰り返す人間から逃げ、時には機械群が闊歩する危険地帯を通り抜け、 輸送依頼を果たそうとする。
フィリアは何度も人間になりたいと口にする。遥か空の先に辿り着けば、 アンドロイドは人間になれると言うのだが......?
(公式より)
ネタバレ無し感想
2度泣いたね。アラフォーだけどゲームで泣いたよ。だって感情移入し過ぎちゃうんだものっ！ ノベルゲームソムリエとして言わせてもらおう。
「全人類がやれ」
崩壊した世界の映像美が素敵。
神秘的な音楽も良かった。
シナリオはAIについて考えさせられる。
何にしてもクリア後の喪失感が凄い。AIとか崩壊した世界はplanetarian（プラネタリアン）を思い出させた。
ニートの分際なのにAIとか人類の将来を本気で考えてしまった。いや、お前はそれより前に考えることがあるだろうという突っ込みは止めて欲しい。心に効くから。
運び屋の主人公のジュードは仕事としてアンドロイドのフィリアを目的地まで輸送する依頼を受けるのだが、そこに辿り着くまでに色々な問題に遭遇するわけです。その過程で成長していくアンドロイドのフィリア。
心を持つというのはどういうことなのか。
人とアンドロイドの違いとは。
いやぁ、これはもうパソコンにプリインストールされていて良いんじゃないかな。クリア後にはデリラちゃんの記憶について考察すると、面白いのではないだろうか。
やる時には泣き過ぎて脱水症状になりかねないので、水分補給を忘れないように！
