ランダムぽてとの配当生活

株式投資の配当金でセミリタイア生活しています。comipoで漫画も描いています。

投資本を読んで儲かるなら苦労しないという意見について

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ども。ランダムぽてとです。
最近、記事を書いている時間より4コマ漫画のネタを考えている時間の方が多い事に気づきました。ははは・・・洒落にならん。

さて、毎日はてなブログの投資関係のブログを巡ってたりするんですけど、いつだったか、誰かのブログのコメント欄に次のようなコメントが書いてあるのを見かけました。

 

「投資本を読んで儲かるなら誰も苦労しない」

 

OKOK。確かにこのコメント主の言いたいことは良く分かる。だが・・

 

投資本を読む理由

確かに投資本を読んで簡単に儲かるなら国民全員が読んでるはずだし、そんな凄い内容なら学校の教科書になっていても不思議ではない。しかし未だかつてそんな偉大な本に出合ったことは無い。


そもそも100%儲かる投資なんて私は信じていない。何か裏があるのでは?と考えてしまう。投資は常にリスクとセットだからだ。

 

それでも私が投資本を読むのは、次のような理由があるからだ。

  • 先人の知恵や時間をかけてまとめられたデータがたった数千円で得られる
  • その知恵やデータに対する考察が得られる
  • 自分の凝り固まった価値観、考え方を見直すきっかけを与えてくれる

 

そう。

私が投資本に期待しているのは、本から得られる知恵と考え方なのだ。

100%儲かるチャート分析の仕方だとか、100%儲かる銘柄などが書いてあることを期待して読んではいない。

 

何故こんなに働いているのにお金がたまらないのか。

どうやって自分の稼ぎの中から投資に回す資金を作るか。

どのような方法で資産を増やし続け、そして守っていくか。

 

という「知恵と考え方」が書いてある事を投資本に期待して読んでいるのだ。こういった事が書かれているのが良書と呼ばれる投資本である。それはすぐに結果は出ないが、将来自分のためになると私は信じている。

 

あなたは「金貨の袋」か「知恵の言葉が刻まれた粘土板」どちらを選ぶ?

以前、米国株ブログで有名なたぱぞうさんに紹介して頂いたのだが、「バビロンの大富豪」という本はいつの時代にも通じる「お金を増やし、あなたの財布を太らせてくれる古代人からの知恵」が書いてある。

 

本の中で、主人公が1つの金貨袋か5つの黄金法則が刻まれた粘土板どちらが欲しいかを問われる場面がある。金貨は使ってしまえばそれで終わりだが、粘土板に刻まれているのは、お金が無くなってもその黄金法則を身に付けていればいつでも稼げ、資産を増やしていける知恵が書いてあるのだ。

 

古代都市バビロンでの知恵は、金融が発達した現代においても役立つものである。それを単にすぐ儲からないという理由だけで、本を読んで儲かるなら苦労しないと、本がまるで役に立たないという意見は如何なものかと思うわけです。

 

 

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