ゴールデンウイークも今日が最終日、皆さんリフレッシュ出来たでしょうか?
私は人混みが苦手なので特に出かけたりせず、近所の山へ登ったり、ゲームをして過ごしていました。
で、今日はそのゲームについて書こうかと。
休み中やってたのは「レイジングループ」というアドベンチャーゲームです。
アドベンチャーゲームというのはテキストを読みながら情報を集めて謎解きとかするゲームの事で、逆転裁判とか、かまいたちの夜などが有名ですね。
私の好きなギャルゲーなんかもそうです。
で、レイジングループは人狼をテーマとしたループもので、同じ世界を何回も繰り返して、情報を集めて謎を解いていく感じです。似ているゲームにグノーシアがありますが、あれが好きな人なら恐らく好きになると思います。
最初だけ紹介すると、
旅行者である主人公が道に迷う。
何とか近くの集落へ辿り着くが、そこで謎の生物によって主人公は命を落としてしまう。
ところが、主人公は目覚めると道に迷っているところに逆行していた。
今度は死なないように集落での行動選択を変えて何とか生き残るが、村の伝統である「黄泉忌みの宴」に巻き込まれ、深く関わっていく事になる。
この集落で行われている「黄泉忌みの宴」とは何なのか、そして主人公を襲った謎の生物の正体とは・・・?
いやあああああああああ、ほんっと面白かったです。
もう全部のパソコンにプリインストールしておいて欲しいレベル。
そのくらい良いです。
普段夜更かしをしない私ですが、あとちょっと、もうちょっと読んでから寝たい・・・と、ついつい読み進んでしまうレベル。
ループ系のゲームは同じような感じになるからヒントを小出しにしたり、ループ毎に多少変化をつけていかないと眠くなるんですけど、このゲームに関しては全く眠くならなかったですね。
ていうかシナリオ神過ぎません?
ネタバレになるから書きませんが、特に世界観が好きです。
時間かけて調べたんだろうな、というのが読んでいて伝わってきました。
あと、登場人物も各キャラが個性があっていい感じです。
私は李花子と狼じじいが好きでした。特に狼じじいは声が良かったです(笑)
同じ人狼系のゲームだとグノーシアも良かったんですが、あれは人狼というゲーム自体を楽しむ感じで、ループで特殊イベントが発生しない場合には、単なる繰り返しになってしまうことが多く、多少だるさを感じることがありました。
しかし、レイジングループはシナリオをメインに楽しむ感じで、人狼が得意な人も苦手な人も推理しながらサクサク読み進められました。
システム面も便利です。
昔のアドベンチャーゲームは選択肢の度にセーブして、選択したルートが行き詰ったらセーブしたところからやり直すといったセーブ、ロードを駆使して謎解きをしていく感じでした。
そのため、完全攻略するには多少疲れたのですが、本ゲームではチャートというシステム形式をとっており、セーブ・ロードを行わなくても選択肢を選ぶ分岐点まで戻ることが可能になっており、攻略の大きな手助けとなっています。
ゲームボリュームはクリア後の特典まで含めれば結構あり、30~40時間ほどでクリアできると思います。1度ゲームをクリアすると、あるモードが解禁されるのですが、それをONにして2周目をプレイするとより面白く感じました。
多少グロ表現がありますが、謎解き、ミステリー好きの方は是非プレイしてみて下さい。