ども、ランダムぽてとです。
今日は株式投資において個別株とETFの投資バランスを今後どうしていくか書いていこうと思う。
リスクは避けたいが退屈なのも嫌
株式投資をする上で一番避けたいのは、企業の倒産リスクだ。
インデックスファンドのようにパッケージングされた商品なら値下がりリスクはあるものの、一気に無価値になることは稀である。
それならば、ポートフォリオを全部インデックスファンドにしておけばいいのかというと、そうでもない。それはそれで面白みがないのだ。自分の好きな企業や、配当利回りが良い銘柄に投資してドキドキやウキウキした気分を味わうのも株式投資の面白みとして捨てがたい。
個別株とETFの割合を将来どうするか
現在、自分の不動産と債券を除いた株式ポートフォリオは、ざっくり分けると個別株の割合が87%でETFが13%を占めている。
若干、個別株の割合が高い気がするため、今後はNISAも使いつつETFの割合を50%程度まで引き上げる方向で運用を行っていきたいと思っている。
組み入れたいETFの候補
色々なブログを見るとETFで人気があると感じるのは信託報酬が低いバンガード社のVYM バンガード・米国高配当株式ETFのようである。高配当という響きがいいっすな。自分も組み入れてはいるのだが、このETFと同じ位好きで投資しているのがVDC バンガード・米国生活必需品セクターETFである。
分配利回りと経費率を比較するとVYMが良いように思えるが、2016年の年末までのトータルリターンを比較すると、実はVDCが少しだけ勝っている。下にVDCとVYMの簡単な比較表を示す。組み入れ銘柄のデータは2016年末のものだ。
バンガード・米国高配当株式ETF
ティッカー:VYM
分配利回り:3.00%
経費率:0.08%
基準価格リターン(設定来):7.42%
組み入れ上位10位銘柄
銘柄 | ティッカー | 純資産総額に占める割合(%) |
---|---|---|
マイクロソフト | MSFT | 5.1 |
エクソンモービル | XOM | 4.1 |
ジョンソンエンドジョンソン | JNJ | 3.5 |
JPモルガン | JPM | 3.4 |
ゼネラルエレクトリック | GE | 3.1 |
ウェルズファーゴ | WFC | 3 |
AT&T | T | 2.9 |
P&G | PG | 2.5 |
シェブロン | CVX | 2.4 |
ベライゾン | VZ | 2.4 |
バンガード・米国生活必需品セクターETF
ティッカー:VDC
分配利回り:2.41%
経費率:0.10%
基準価格リターン(設定来):10.13%
組み入れ上位10位銘柄
銘柄 | ティッカー | 純資産総額に占める割合(%) |
---|---|---|
P&G | PG | 10.5 |
コカ・コーラ | KO | 8.1 |
ペプシコ | PEP | 7.1 |
フィリップモリス | PM | 6.6 |
アルトリア | MO | 6.1 |
ウォルマート | WMT | 5 |
CVSヘルス | CVS | 3.8 |
ウォルグリーン | WBA | 3.7 |
コストコ | COST | 3.6 |
モンデリーズ | MDLZ | 3.6 |
VDCはボードゲームのモノポリーをやった時に誰もが確実にとまってしまうマス目のようなもので、マス目の所有者となっている者に確実にお金が入ってくるというのが私のイメージである。
■モノポリーに関してはこちらの記事をご覧ください。
VDCは生活必需品セクターという名前だがタバコ銘柄のアルトリアやフィリップモリスが入っているところにも好感が持てる。私は非喫煙者なので関係ないが、喫煙者にとってタバコは必需品だ。これが無いと生きていけない。
タバコはじわりじわりと10円単位で値上がりしてきたが、たかが10円程度の値上げなど彼ら彼女らには関係ない。10円では「いよいよ禁煙しないといけない」という脳のブレーキが効くはずない。ジュースか何かを1回我慢すればいっか。で終わりであろう。そんな喫煙者が愛してやまないタバコ銘柄は大好きだ。
禁煙に失敗している人は、タバコの値上げなんかよりも、「くそっ、俺(もしくは私)がタバコを吸う事でランダムぽてとのクソ野郎に金が入るのか・・・」と考えると、案外禁煙は簡単に成功するかもしれない。
というわけで、将来的に株に関しては個別株50%、ETF50%としてバランスを取りながら配当金生活を目指したい。
WindowsUpdateはちゃんとしておきましょう。