TVやSNSを見ていると、投稿された食事、車、時計といった所有物の映像などから、相対的な自分の立ち位置というものが何となく分かる時がある。
そして無意識に自分はこの人と比べて上なのか下なのかということを考えてしまうことがある。
その人の暮らしぶりを見て、ひがんだり優越感に浸れたところで今の私の生活が変化するわけでもなく、ただ後になって見ていた時間は何も生み出さない無駄な時間だったと理解する。
人と比べて得た悲しみは、自分を傷つける。
人と比べて得た喜びは、他人を傷つける。
喜びや悲しみは人と比べて得るものではない。
他人と比べるのではなく、自分がどうありたいか。
自分の気持ちに素直になり、雑音には耳を傾けず、ひたすら自分の事をする。
人と比べず、自分の心の声に従った納得できる生き方をする事が、限られた人生の時間を有意義に過ごす秘訣なのではないかと思う。