株式投資で利益をあげるには、値上がり益を狙うか、配当狙いをするかの2種類あります。
値上がり益狙いは、上手くいけば短期間で大金を稼ぐことが出来ます。短期間で何倍にもなった方法を教えますといった広告によく表示され、釣られてしまう人は少なくありません。それほど魅力的な投資なのです。
一方で配当狙いは地味です。お金持ちになるには時間がかかります。一般的に配当は数%しか出ないため、100万円分投資しても1年間で2万とか3万の儲けが普通です。値上がり益投資のような華やかさはありません。
どちらも一長一短があり、どちらが優れていると結論付けることは出来ませんが、私は主に配当狙いの投資に寄せています。理由は昔やっていたゲームにあります。
桃太郎電鉄やモノポリーといったゲームをご存じでしょうか。どちらも誰が最終的に一番お金持ちになれるかを競うものです。やることはひたすらマップを周回して、自分の保有物件の強化をしていくだけです。
値上がり益の要素も含んではいますが、基本的にはインカムゲイン(配当や利子、賃貸収益)をどれだけ多く積むかが勝敗を分けます。いくらで買っていくらで売れたなんて要素は微々たるものです。(特殊カードを引いてRTA狙いするなら別ですが現実では厳しい)
単純に資産の積み増しだけで勝てるゲームです。
現実の投資もやり方はゲームと同じように、配当の積み増しだけで十分勝てるゲームです。含み損があろうが無かろうが、積み増した分だけ配当が増加して勝ちに近づきます。
値上がり益は値上がりすることでしか利益を得られません。下がって売ったら損失確定です。いやいや、自分は上手くやるから大丈夫だという人はやればいいと思いますし、別に止めません。
投資は最後まで残っていた人が勝利するゲームです。途中退場しないためには、私は単純に配当の積み増しだけして株数を増やしていけば良いという考えですが、皆さんはどうお考えでしょうかね。
ではでは。